“ねぶと”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
根太77.8%
佞武人11.1%
癤腫11.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
主人は腰の辺に俗にいう根太ねぶとの大きなのが次々に出来て、そのために熱も出たのでした。私はそんな手紙は出しませんが、細大漏らさずにいい送る母から聞かれたのでしょう。
鴎外の思い出 (新字新仮名) / 小金井喜美子(著)
一方が認められなければ、次の説も成立たない。つまりはネブタに佞武人ねぶとだの佞侮多ねぶただのという無理な当て字を自分でしておいて、自分でその文字に繋がれていたのである。
年中行事覚書 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
されば神戦巻第一図に何の木をもまとわず、縁日で買った蛇玉をあぶり、また股間またぐら癤腫ねぶとを押しつぶして奔り出す膿栓のうせん同様螺旋状で進行する蛇が見えたは科学者これを何と評すべき。