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ぬりつ
ふりがな文庫
“ぬりつ”の漢字の書き方と例文
語句
割合
塗付
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
塗付
(逆引き)
そこいらに干して在った
菜
(
な
)
ッ
葉服
(
ぱふく
)
を着込んで、
原油
(
オイル
)
と粉炭を顔に
塗付
(
ぬりつ
)
けると知らん顔をしてポンプに掛かっていたが、混雑のサナカだったから誰にもわからなかった。
爆弾太平記
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
これにて愚僧が犯せる罪科の跡は自然
立消
(
たちぎ
)
えになり候事とて、ほつと一息付き候ものゝ、実はまんまとわが身の悪事を他人に
塗付
(
ぬりつ
)
け候次第に候間、
日数
(
ひかず
)
経
(
たち
)
候につれていよいよ
寝覚
(
ねざめ
)
あしく
榎物語
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
しかしなるべく僧官に見付からないように、本堂などに来る時分にはその毛をくるっと耳に巻いて居る奴もあれば、顔一面に
鍋炭
(
なべすみ
)
とバタを
塗付
(
ぬりつ
)
けて毛のあるのを分らん様に隠して居る奴もあるです。
チベット旅行記
(新字新仮名)
/
河口慧海
(著)
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