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ぬのひたたれ
ふりがな文庫
“ぬのひたたれ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
布直垂
87.5%
布垂衣
12.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
布直垂
(逆引き)
ヨレヨレな
布直垂
(
ぬのひたたれ
)
に切れ草履の貧しげなる
無位
(
むい
)
の
地下人
(
ちげびと
)
。かえりみては、つい、
怯
(
ひる
)
まずにいられない。
新・平家物語:02 ちげぐさの巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
よれよれな
布直垂
(
ぬのひたたれ
)
に、
垢
(
あか
)
じみた
肌着
(
はだぎ
)
ひとえ。——羅生門に巣くう浮浪児でも、これほどは汚くあるまい。もし、腰なる
太刀
(
たち
)
を除いたら、一体何に間違われるか——だ。
新・平家物語:02 ちげぐさの巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
ぬのひたたれ(布直垂)の例文をもっと
(7作品)
見る
布垂衣
(逆引き)
垢のつかない
布垂衣
(
ぬのひたたれ
)
など着ていると、よく、
東国
(
あずま
)
のえびすの子と、からかわれていた彼も、近ごろでは、どうやら、大臣邸の
小舎人
(
ことねり
)
として、世間なみの召使には見えるようになっていた。
平の将門
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
ぬのひたたれ(布垂衣)の例文をもっと
(1作品)
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