“にわかじこ”の漢字の書き方と例文
語句割合
俄仕込100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
もちろん俄仕込にわかじこみで、粒揃つぶぞろいの新橋では座敷のえるはずもなく、借金がえる一方なので、河岸かしをかえて北海道へと飛び、函館はこだてから小樽おたる室蘭むろらんとせいぜい一年か二年かで御輿みこしをあげ
縮図 (新字新仮名) / 徳田秋声(著)
俄仕込にわかじこみの奥州語を応用せしめる必要は少しもありませんでした。
大菩薩峠:34 白雲の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
医者はどうせ中年の俄仕込にわかじこみだから下手で人がよう用ひまい。
上田秋成の晩年 (新字旧仮名) / 岡本かの子(著)