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にやく
ふりがな文庫
“にやく”の漢字の書き方と例文
語句
割合
荷役
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
荷役
(逆引き)
だが横浜には、そんな種類の
荷役
(
にやく
)
になれた
仲仕
(
なかし
)
は沢山あった。従って、水夫たちも安心して、その作業を手伝った。
海に生くる人々
(新字新仮名)
/
葉山嘉樹
(著)
この頃の日盛りに近所の
問屋
(
とひや
)
へ
荷役
(
にやく
)
に来る
馬子
(
まご
)
が、
荷馬
(
にうま
)
をその夫人の
住居
(
すまゐ
)
の格子戸に繋いでおく事がよくある。
茶話:04 大正七(一九一八)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
わいわい酒をのんでさわいでいりゃ、なにがなんだか、わかりませんよ。そのうちに夜が明ける。
荷役
(
にやく
)
が終る。おひるごろには、このノーマ号も平靖号も、サイゴン港を、おさらばする。
火薬船
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
「そうです。夜分の
荷役
(
にやく
)
は、なかなかむずかしいというかもしれないが、やってやれないことはない。さあロロー船長。はじめて船長になったあなたのうでだめしだ。すぐはじめてください」
火薬船
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
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