“にひよめ”の漢字の書き方と例文
語句割合
新婦100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
姉なる新婦にひよめも亦二人の間に坐せり。我目に映じたる此一幅の圖はラフアエロの筆に成りたる聖母と二天使との圖とえらむことなかりき。
新婦にひよめの顔をして
晶子詩篇全集拾遺 (新字旧仮名) / 与謝野晶子(著)
一の流星あり。そのきこと撃石火げきせきくわの如く、葡萄の林のあなたにちぬとぞ見えし。けふ我に接吻せし氣輕なる新婦にひよめの家も亦彼林のあなたにあり。
されど我とおんみとの中をば世に一人として知るものなからん。斯く云ひも果てず、ジエンナロは一躍して窓より入りぬ。新婦にひよめは高く聖母の名を叫べり。