“にさんち”の漢字の書き方と例文
語句割合
二三日100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
重「どうかそんな事を云わねえで死ぬのは事の分るまで待って下さい、あとで成程と思う事がありますから、どうか二三日にさんち待って下さい、久しくるのも親の位牌いはいに済みませんから」
「いいえ、轢かれてしまってからも、夢の中ではちゃんと生きているの。ただ体は滅茶滅茶めちゃめちゃになって眉毛だけ線路に残っているのだけれども、……やっぱりこの二三日にさんち洋食の食べかたばかり気にしていたせいね。」
たね子の憂鬱 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)
こんぢや二三日にさんちぎたら勘次かんじさんはまたけべえよ
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)