“にいむこ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
新婿60.0%
新聟20.0%
新郎20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
二十二になる新婿にいむこが、床前とこまえに伏目がちに坐っている嫁の側へ押し据えられたのは大分経ってからであった。
足迹 (新字新仮名) / 徳田秋声(著)
戦陣の留守は長く辛かろうが、ふたたび家庭に会えば、また新妻新聟にいむこの頃の思いを新たにすることができる。軍人いくさびとならでは味わい得ぬよろこびといえような
新書太閤記:04 第四分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
彼は花嫁のそばに立っていたが、どう見ても『朝の太陽のごと祝いの殿とのに入る』詩篇の新郎にいむこのようではなかった。