“なゝたり”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
七人66.7%
七者33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
あゝニオベよ、殺されし汝の子七人なゝたりと七人の間に彫られし汝の姿を路にみしときわが目はいかにうれはしかりしよ 三四—三六
神曲:02 浄火 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)
うそぶき(我等のうちそとに出るものあればつねにかくする習ひあり)、ひとりの我に代へて七人なゝたりの者を來らせん 一〇三—一〇五
神曲:01 地獄 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)
七人なゝたりの淑女は、とある仄闇ほのぐらき蔭(縁の葉黒き枝の下なる冷やかなる流れの上にアルペの投ぐる陰に似たる)はつる處にとゞまれり 一〇九—一一一
神曲:02 浄火 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)
七者なゝたりをこと/″\くその前におき、我と淑女と殘れるひじりとをたゞ表示しるしによりてそのうしろにおくれり 一三—一五
神曲:02 浄火 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)
この七者なゝたりは衣第一の組と同じ、されど頭を卷ける花圈はなわ百合にあらずして 一四五—一四七
神曲:02 浄火 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)