“なめし”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
菜飯69.2%
無礼15.4%
15.4%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
その細君もこの花見に私どもの一行に加ったのであったが、後に継母の親戚の山本が来て、『松田の箱入美人を、菜飯なめし田楽へ連れて行ったのはひどいじゃないか』
鳴雪自叙伝 (新字新仮名) / 内藤鳴雪(著)
大和路は雲隠れたり然れどもわが振る袖を無礼なめしと思ふな
枕物狂 (新字旧仮名) / 川田順(著)
右の手は、なめし皮の半外套の脇のポケットに突っ込まれている。
地底獣国 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)