“なまやさ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
生優63.6%
生易33.3%
生柔3.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
にんじんは、相手の人物をっていた。こんな生優なまやさしいことでは、びくともしない。なんでも来いと覚悟をしているからだ。
にんじん (新字新仮名) / ジュール・ルナール(著)
けれど、二三にちもたつともうそろそろむづむづしてくるのだから、この熱病ねつびやう生易なまやさしいことではなかなか全快ぜんくわいしさうにもない。
麻雀を語る (旧字旧仮名) / 南部修太郎(著)
二葉亭が「文学では死身になれない」というは、取りも直さず文学のような生柔なまやさしい事ではとても自分の最大苦悶を紛らす事が出来ないという意味にも解釈される。