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なまねぎ
ふりがな文庫
“なまねぎ”の漢字の書き方と例文
語句
割合
生葱
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
生葱
(逆引き)
その
腸
(
わた
)
を二升瓶に貯える、
生葱
(
なまねぎ
)
を刻んで
捏
(
こ
)
ね、七色唐辛子を
掻交
(
かきま
)
ぜ、掻交ぜ、
片襷
(
かただすき
)
で練上げた、東海の
鯤鯨
(
こんげい
)
をも吸寄すべき、恐るべき、どろどろの
膏薬
(
こうやく
)
の、おはぐろ
溝
(
どぶ
)
へ
開扉一妖帖
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
生葱
(
なまねぎ
)
の白いところを好んで食べた。春子は、ポケットウィスキーを出して、伊庭にもすゝめた。
浮雲
(新字旧仮名)
/
林芙美子
(著)
時候のかわり目に当てられたと言って、
葬式
(
とむらい
)
彦兵衛は朝から夜着を被って、黄表紙を読みよみ
生葱
(
なまねぎ
)
をかじっていた。気分が悪くなると葱をかじり出すのがこの男の癖なのである。
釘抜藤吉捕物覚書:07 怪談抜地獄
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
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