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なきつら
ふりがな文庫
“なきつら”の漢字の書き方と例文
語句
割合
泣面
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
泣面
(逆引き)
とにかく三十も越えて男一人前に
髭
(
ひげ
)
まで生えて居るような奴が、声をあげて
止度
(
とめど
)
もなしにあんあんと泣く、その
泣面
(
なきつら
)
と来たらば醜いとも
可笑
(
おか
)
しいとも言いようがないのである。
病牀苦語
(新字新仮名)
/
正岡子規
(著)
厳しく叱られて
泣面
(
なきつら
)
になつたことの多い割合には、習ふことが身に沁みず、只ぶら/″\と月日を過し、閑さへあればたわいもない、くだらん本ばかり読み耽つてゐたものである。
十歳以前に読んだ本:――明治四十五年六月『少年世界』の為に――
(新字旧仮名)
/
坪内逍遥
(著)
「ほんとに済みません。
泣面
(
なきつら
)
などして。あの常さんて男、何といういやな人でしょう」
野菊の墓
(新字新仮名)
/
伊藤左千夫
(著)
なきつら(泣面)の例文をもっと
(14作品)
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“なきつら”の意味
《名詞》
泣いている顔。
(出典:Wiktionary)
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