“ながぎせる”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
長煙管84.8%
長煙草8.7%
長烟管6.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
孫四郎は邪慳じゃけんにこういい捨てて敷けばかえって冷たそうな板のように重い座ぶとんをドサリとわきへほうりなげ、長煙管ながぎせる雁首がんくび
奥から引返ひっかえして出たのはお夏、五七人の男を対手あいてに、いかに負けじとてどうする事ぞ、右手めて長煙草ながぎせるひっさげたり。
三枚続 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
「宗さん。人を馬鹿にするにも程があるよ。」ときっぱり、丸次は長烟管ながぎせるで畳をたたき
あぢさゐ (新字新仮名) / 永井荷風(著)