“どめい”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
怒鳴66.7%
土命33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
老木が怒鳴どめいするということを聞いておるが、これは多く樹木の体内に空洞ありて、これにふくろうのごとき鳥が巣を作り、その中にてうなり声を発するのを誤認したるものなれば、誤怪の一種に相違ない。
迷信解 (新字新仮名) / 井上円了(著)
大樹の老いさらばえたるものには、往々怒鳴どめいをなすことがある。
おばけの正体 (新字新仮名) / 井上円了(著)
「天の声かも知れません。漢室は元来、火性の家です。あなたは土命どめいです。許昌きょしょうの方位は、まさに土性の地ですから、許昌を都としたら、曹家は隆々と栄えるにちがいありません」
三国志:04 草莽の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)