“どてはっちょう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
土堤八丁50.0%
土手八丁50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
昔なら土堤八丁どてはっちょうとか、浅草田圃あさくさたんぼなどというところで朝餉あさげ熱燗あつかんでねぎまとくると、その美味さ加減はいい知れぬものがあって、一時に元気回復の栄養効果を上げるそうである。
鮪を食う話 (新字新仮名) / 北大路魯山人(著)
土手八丁どてはっちょうをぶらりぶらりと行尽ゆきつくして、山谷堀さんやぼり彼方かなたから吹いて来る朝寒あさざむの川風に懐手ふところでしたわが肌の移香うつりがいながらやま宿しゅくの方へと曲ったが
散柳窓夕栄 (新字新仮名) / 永井荷風(著)