“どきゅう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
弩弓77.8%
弩級22.2%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
甘寧かんねいを先手に、蒋欽しょうきん韓当かんとうを左右の両翼に、夜の四更に兵糧をつかい、五更に船陣を押しすすめ、弩弓どきゅう、石砲を懸連かけつらねて、「いざ、来れ」と、待ちかまえていた。
三国志:07 赤壁の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
城兵は生気をとりもどし、壁をつくろい、石垣を修築し、さらに新しい防塁を加えて、弩弓どきゅう石砲せきほうをならべ
三国志:09 図南の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
弩級どきゅう的な大ピアニストたちが自重してレコードに入れなかった頃のハンブルクは、相当興味を持たれたが、今ではどうにもしようがない。
もちろんヒルミ夫人は、その卓越した治療手腕をもって万吉郎の体力を、かのスーパー弩級どきゅう戦艦の出現にたとえてもいいほどの奇蹟的成績をもってすっかり改造してしまったのであった。
ヒルミ夫人の冷蔵鞄 (新字新仮名) / 海野十三丘丘十郎(著)