“どうふう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
同封66.7%
道風33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
同封どうふうの金は、隊で貰ったのと、東京を出る時、旅費や宿料の残りだ。僕は壱銭もなくなった。だが生きるようなものは食っている。困らない。山は快晴だ
清貧の書 (新字新仮名) / 林芙美子(著)
とだけ書いて、道江の手紙を同封どうふうした。道江あてのもきわめて簡単だった。
次郎物語:05 第五部 (新字新仮名) / 下村湖人(著)
空海くうかい道風どうふう佐理さり行成こうぜい——私は彼等のいる所に、いつも人知れず行っていました。彼等が手本にしていたのは、皆支那人の墨蹟ぼくせきです。しかし彼等の筆先ふでさきからは、次第に新しい美が生れました。
神神の微笑 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)