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とんせい
ふりがな文庫
“とんせい”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
遁世
93.5%
遯世
6.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
遁世
(逆引き)
「八五郎に出家
遁世
(
とんせい
)
されると、俺も困るし、差當りあの
娘
(
こ
)
が泣くだらう。人助けのため阿倍川町へ出かけて見るとしようか」
銭形平次捕物控:253 猫の首環
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
まったく
誰
(
だれ
)
にも興味が無いのだ。ただ、うるさいだけだ。なんの苦も無くこのまま出家
遁世
(
とんせい
)
できる気持だ。人生には、不思議な朝もあるものだ。
正義と微笑
(新字新仮名)
/
太宰治
(著)
とんせい(遁世)の例文をもっと
(43作品)
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遯世
(逆引き)
明応六年といえば彼の
遯世
(
とんせい
)
に先だつこと二十年である。
東山時代における一縉紳の生活
(新字新仮名)
/
原勝郎
(著)
昔
上杉憲実
(
うえすぎのりざね
)
遯世
(
とんせい
)
して
遠竄
(
えんざん
)
せしを、主人
持氏
(
もちうじ
)
を非業に死なせた報いと噂するを聞いて、われまた以て
然
(
しか
)
りとなすと言った。
十二支考:10 猪に関する民俗と伝説
(新字新仮名)
/
南方熊楠
(著)
とんせい(遯世)の例文をもっと
(3作品)
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