“とよま”の漢字の書き方と例文
語句割合
登米100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
これは渡辺金兵衛等のすゝめによつて原田甲斐が取り計らつたのである。伊達安芸は遠田とほだ郡を領して涌谷わくやに住んでゐたが、其北隣の登米とよま郡は伊達式部が領して、これは寺池に住んでゐた。
椙原品 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)
登米とよま新井田あらいだという部落では、昔隣りの郡から分家をして来た者が、七観音と地蔵とを内神として持って来て、屋敷に堂を建ててていねいに祀っておりました。
日本の伝説 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
八月七日奥羽に白川白石登米とよま九戸くのへ江刺えさしの五県が新置せられ、毅堂は陸前国登米県の権知事に任ぜられた。
下谷叢話 (新字新仮名) / 永井荷風(著)