“ともえや”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
巴屋70.0%
巴家20.0%
鞆屋10.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
蟠「うちじゃア話が出来ないから、今に舎弟が帰るから亀井戸の巴屋ともえやで一杯やって吉原へこう」
業平文治漂流奇談 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
一度は今の巴家ともえや寅子の、つまり太神楽の太夫となってやってきた。
わが寄席青春録 (新字新仮名) / 正岡容(著)
年の暮で、夜も賑やかな銀座を通る時、ふと風炉敷包みの不体裁なのに気が附いて鞆屋ともえやに寄って小さい革包を買って、つつみをそのまま革包に押し込んだ。
青年 (新字新仮名) / 森鴎外(著)