“とだな”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
戸棚91.4%
戸納8.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
右側の壁にくっつけた戸棚の上にある、もう一つは懐中時計でベットの頭の手すりにつるしてある——この二つの時計の秒を刻む音と
病院の夜明けの物音 (新字新仮名) / 寺田寅彦(著)
炉辺は広かった。その一部分は艶々と光る戸棚や、清潔な板の間で、流許で用意したものは直にそれを炉の方へ運ぶことが出来た。
家:01 (上) (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
隼人は静かに立ちあがって戸納をあけ、手文庫の中から一通の封書を取り出すと、戻って来て帯刀に渡した。
ちくしょう谷 (新字新仮名) / 山本周五郎(著)
そんなときにはやがて眼ちがいということがわかるし、そうすると眼ちがいをしたことを隠すために、その「とんでもない物」は戸納の中へ放りこんでしまう。
末っ子 (新字新仮名) / 山本周五郎(著)