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とえ
ふりがな文庫
“とえ”の漢字の書き方と例文
語句
割合
十重
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
十重
(逆引き)
名状しがたき混乱、倒れた一人の上に、
十重
(
とえ
)
はたえに折りかさなった人の山、その過半数は例のセルロイド面をつけたままだ。笑いの面の
蹴球戦
(
しゅうきゅうせん
)
だ。
人間豹
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
これはたいした人気で、あたしのお座は、
十重
(
とえ
)
にも取りまかれ、頭の上からも押っかぶさるほどに愛された。
旧聞日本橋:25 渡りきらぬ橋
(新字新仮名)
/
長谷川時雨
(著)
かねて合図のあったものか、忽ち天主の頂きからトウトウと聞こえる太鼓の音! 館の四門の方角からドッと起こった
鬨
(
とき
)
の声! 館は
十重
(
とえ
)
にも囲まれたらしい。
蔦葛木曽棧
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
とえ(十重)の例文をもっと
(12作品)
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“とえ”の意味
《名詞》
とえ【十重】
物が十(じゅう)、重なること。
(出典:Wiktionary)
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