“とうきょ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
宕渠50.0%
刀鋸50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そして、前の日にも勝るほど、声をそろえて、彼をののしり辱めた。けれど、宕渠とうきょの一山は、頑固な唖のごとく、うんもすんも答えない。
三国志:09 図南の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
いままた、宕渠とうきょの山前で、張郃と対陣し、しかも五十余日に及び、ちか頃は酒を飲んで張郃を罵り、はずかしめているということですが、こんな傍若無人ぶりは、彼の本心ではありますまい
三国志:09 図南の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
ここに巴西はせい宕渠とうきょの人で、王平あざな子均しきんという者がある。
三国志:09 図南の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
これに臨みて詔を草すれば、富貴ふうき我をつこと久し、これに臨みてめいを拒まば、刀鋸とうきょ我に加わらんことし。
運命 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)