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でべそ
ふりがな文庫
“でべそ”の漢字の書き方と例文
語句
割合
出臍
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
出臍
(逆引き)
「間拔けだからな、自分の臍を覗いて見る
恰好
(
かつかう
)
なんてものは、色氣のある圖ぢやないぜ。第一お前の
出臍
(
でべそ
)
なんか拔いたつて、使ひ物にならないとよ。
味噌
(
みそ
)
がきゝ過ぎてゐるから」
銭形平次捕物控:236 夕立の女
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
ほそぼそと
出臍
(
でべそ
)
の
小児
(
こども
)
笛を吹く紫蘇の畑の春のゆふぐれ
桐の花
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
風呂場を出ると、ひやりと吹く秋風が、袖口からすうと這入って、
素肌
(
すはだ
)
を
臍
(
へそ
)
のあたりまで吹き抜けた。
出臍
(
でべそ
)
の圭さんは、はっくしょうと大きな
苦沙弥
(
くしゃみ
)
を無遠慮にやる。
二百十日
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
でべそ(出臍)の例文をもっと
(6作品)
見る
“でべそ”の意味
《名詞》
突き出たへそ。
(出典:Wiktionary)