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でじろ
ふりがな文庫
“でじろ”の漢字の書き方と例文
語句
割合
出城
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
出城
(逆引き)
七月に入っても、一ノ宮城は
陥
(
お
)
ちず、わずかに、諸所の
出城
(
でじろ
)
を攻めつぶしたに過ぎなかった。そこで上方勢は、一ノ宮ひとつへ全主力をそそいだ。
新書太閤記:11 第十一分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
馬麟
(
ばりん
)
は、大小いくさ船の建造係。宋万は
金沙灘
(
きんさたん
)
の一
寨
(
さい
)
に住む。
王矮虎
(
おうわいこ
)
と
鄭天寿
(
ていてんじゅ
)
もまた、ずっと
下
(
しも
)
の
鴨觜灘
(
おうしたん
)
へくだって、おなじく
出城
(
でじろ
)
の一
寨
(
さい
)
に
就
(
つ
)
く。
新・水滸伝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
出城
(
でじろ
)
の衆では、
深溝
(
ふかみぞ
)
の城主、松平家忠が、三里の道のりを、
汗馬
(
かんば
)
を飛ばして駈けつけて来たのが、到着第一であった。
新書太閤記:11 第十一分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
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“でじろ”の意味
《名詞》
本城の他に国境や要衝の地につくられた城郭。
(出典:Wiktionary)