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できばえ
ふりがな文庫
“できばえ”の漢字の書き方と例文
語句
割合
出来栄
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
出来栄
(逆引き)
吾々
(
われ/\
)
が十六七のとき
文天祥
(
ぶんてんしやう
)
の
正気
(
せいき
)
の歌などにかぶれて、ひそかに
慷慨
(
かうがい
)
家列伝に編入してもらひたい希望で作つたものと同程度の
出来栄
(
できばえ
)
である。
艇長の遺書と中佐の詩
(新字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
ごく手堅い職人
気質
(
かたぎ
)
の残る仕事で、その
出来栄
(
できばえ
)
には見事なものがあります。ここに手仕事の道徳とでもいうものを、まともに感じさされます。
手仕事の日本
(新字新仮名)
/
柳宗悦
(著)
高尚な方へかたまっている人たちと、牙彫商人の売り物にはめて、貿易向き一方をやり、
出来栄
(
できばえ
)
は第二にして、まず手間にさえなればよろしいという側の人たちと
幕末維新懐古談:47 彫工会の成り立ちについて
(新字新仮名)
/
高村光雲
(著)
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(20作品)
見る
“できばえ”の意味
《名詞》
完成の度合い。出来具合。
出来がよいこと。
(出典:Wiktionary)
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できば