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でいちゅう
ふりがな文庫
“でいちゅう”の漢字の書き方と例文
カタカナ:
デイチュウ
語句
割合
泥中
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
泥中
(逆引き)
冬の
朔風
(
きたかぜ
)
からまもり、熱を起こさせる
泥中
(
でいちゅう
)
の睡眠から防ぎ、死を招く雪中の睡眠から防ぐの用に立った。
レ・ミゼラブル:07 第四部 叙情詩と叙事詩 プリューメ街の恋歌とサン・ドゥニ街の戦歌
(新字新仮名)
/
ヴィクトル・ユゴー
(著)
かかる暗黒の
裡
(
うち
)
にこそ信仰の光りは輝き
出
(
い
)
ずるのであり、聖武天皇と光明皇后の信仰も、
泥中
(
でいちゅう
)
の
蓮華
(
れんげ
)
のごとく咲き出でたのである。この点については後節「
不空羂索
(
ふくうけんじゃく
)
観音」で更に詳しくふれたい。
大和古寺風物誌
(新字新仮名)
/
亀井勝一郎
(著)
前進は遅々として困難だった。下降用の
梯子
(
はしご
)
が底の
泥中
(
でいちゅう
)
に三尺も没することは珍しくなかった。角灯はガスのためによく燃えなかった。気絶した者を時々運び出さなければならなかった。
レ・ミゼラブル:08 第五部 ジャン・ヴァルジャン
(新字新仮名)
/
ヴィクトル・ユゴー
(著)
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