“てんがん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
天眼57.1%
天鑑14.3%
天顔14.3%
天願14.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
唐桟とうざん素袷すあわせ足袋跣足たびはだしのまま、雪駄せったを片っぽだけそこに放り出して、少し天眼てんがんに歯を喰いしばった死顔の不気味さ、男がいだけに凄味がきいて、赤い扱帯に、蒼い顔の反映も
年齢は言わぬが誰を見てもセガレと呼び、角田の長泉寺の天鑑てんがん和尚などは百七つまで長命したのに、やはりセガレをもってまじわっていた。
山の人生 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
ひと年、上洛して天顔てんがんにまで咫尺しせきするの栄すらになった。そのおり、この春日局は、いまは亡きひとながら海北友松の遺族をたずねて
新書太閤記:08 第八分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
天願てんがんさんは居るか」
風宴 (新字新仮名) / 梅崎春生(著)