“てるこ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
照子50.0%
光子25.0%
煕子25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
布引庄兵衛氏は、つい数日ぜん、最愛の一人娘の照子てるこを失って、昨日葬儀をすませたばかりなのだ。
恐怖王 (新字新仮名) / 江戸川乱歩(著)
母屋から離れた二間ふたまつづきの茶室の内で、こう軽く驚いていたのは、菖蒲あやめの寮が焼けて以来、その行方を疑われていた光子てるこの御方——
剣難女難 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
そこへ寄って来たのは、意外にも光子てるこの御方だった。どうして御方がこの屋敷へ入り込んで来たのか、彼には皆目見当がつかなかった。
剣難女難 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
もちろんそれらの子たちの三分の二はもう他家へとついだり養子となっているが、まだまだ小さいのも幾人かいたし、叔母の子やら、誰れやらの孫というのも養っているので、夫人の煕子てるこ
新書太閤記:07 第七分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)