“てぎ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
手断66.7%
手切33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
と、交渉の手断てぎれとなったのは、十六日の夕方に迫って——これが最後と云って来た使者が、門を出ると、途端であった。
お手許へ御返却申せば、何とぞ、これ限り手断てぎれとおあきらめ下されて、明朝にでも匆々そうそう御帰国あるように
新書太閤記:05 第五分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
手切てぎれ金か、いやもっとも。話は早いがいい。どのくらいで諏訪氏その離縁状を出すだろうの?」
丹下左膳:01 乾雲坤竜の巻 (新字新仮名) / 林不忘(著)