“ていせつ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
貞節57.1%
定説28.6%
定節14.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「その上、かたきの娘お清に夢中になつて、自分の女房——あの貞節ていせつなお初までも殺してしまつたのは、何んといふ人非人の仕業だ」
定説ていせつらしいものを持っていた。この故に長男長女と揃った時は申分なかった。しかしその中に
嫁取婿取 (新字新仮名) / 佐々木邦(著)
いわゆる郷士なるものはたびたび二三勢力ある大名の間に向背こうはいして、いかにも内股膏薬うちまたごうやく定節ていせつがなかったように見えるが、しかもだいたいからいうと彼等を拘束しておった法則は
家の話 (新字新仮名) / 柳田国男(著)