“てあたり”の漢字の書き方と例文
語句割合
手当100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
就中なかんずく、風呂敷にもたもとにも懐にも盗みあまって、手当てあたり次第に家々から、夥間なかまが大道へ投散らした、あられのごとき衣類調度は、ひた流しにずるずると、山から海へ掃き出して、ここにあらかじめもやった船に
わか紫 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)