“つめあい”の漢字の書き方と例文
語句割合
詰合100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
月に少なくも一度はある詰合つめあいでありましたけれど、その日の寄合は、特に念入りの寄合ということであります。
大菩薩峠:15 慢心和尚の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
詰合つめあいの武士も怪しんで種々いろいろ詮議せんぎ穿索せんさくして見たが、更にその仔細が分らず、気の弱い女共はきもを冷して日を送っている中に、右の家鳴震動は十日ばかりでんだかと思うと、今度は石が降る。
池袋の怪 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
「御門番、お奉行は西側のお役宅だとただ今伺いましたが、西側は同心のお役執場やくとりばとほかのお長屋で行き止まりのようでございますが、与力衆の詰合つめあいかお奉行のお役宅へはどう行ったらよろしゅうございましょうか」
江戸三国志 (新字新仮名) / 吉川英治(著)