“つきのわ”の漢字の書き方と例文
語句割合
月輪100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
月輪つきのわ公の夜宴でお目にかかったことがあります。そうですか、やはり、離山なされることになったか。そうなくてはならないことでしょう。
親鸞 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
中には月輪つきのわ殿(九条兼実かねざね)の玉葉ぎょくよう八合、光明峯寺殿(同道家みちいえ)の玉蘂ぎょくずい七合などをはじめ、お家累代るいだいの御記録の類も数少いことではございませんでした。
雪の宿り (新字旧仮名) / 神西清(著)
「では、これは月輪つきのわ殿へおわたしいたして、よろしくと、伝えてください。——慈円も、登岳とうがくの後、このとおり、つつがのう暮しているとな」
親鸞 (新字新仮名) / 吉川英治(著)