“つがる”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:ツガル
語句割合
津軽73.1%
津輕23.1%
都加留3.8%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
文字がよく示しますように、日本の一番奥のはては陸奥むつの国であります。県庁は青森市に在りますが、津軽つがる氏の居城は弘前ひろさきでありました。
手仕事の日本 (新字新仮名) / 柳宗悦(著)
津輕つがるは今林檎王國の榮華時代である。弘前の城下町を通ると、ケラを被て目かご背負うた津輕女つがるめも、草履はいて炭馬をひいた津輕男も、林檎喰ひ/\歩いて居る。
熊の足跡 (旧字旧仮名) / 徳冨蘆花(著)
近きは熟蝦夷にぎえみし、これは日本に内属し、次は麁蝦夷あらえみしで、最も遠きを都加留つがるというとあって、そのころまでもなお生蕃なる麁蝦夷よりもさらに奥地において