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つかさびと
ふりがな文庫
“つかさびと”の漢字の書き方と例文
カタカナ:
ツカサビト
語句
割合
官人
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
官人
(逆引き)
そうして、自分・子供ら・孫たちと言う風に、いちはやく、新しい
官人
(
つかさびと
)
の生活に入り立って行った。
死者の書
(新字新仮名)
/
折口信夫
(著)
君は「家名」と云うことを考えてみたことはないのかい? 僕は家の名誉ってことを考えてるんだ。……別に自慢するわけじゃないけど、僕の父上だってれっきとした三位の
官人
(
つかさびと
)
だ。
なよたけ
(新字新仮名)
/
加藤道夫
(著)
其が次第に
官人
(
つかさびと
)
らしい姿に更つて来ても、家庭の生活は、何時まで立つても、何処か農家らしい様子が、家構へにも、屋敷の
広場
(
には
)
にも、家の中の雑用具にも、残つて居た。
死者の書:――初稿版――
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
あて人の家自身が、それぞれ、農村の
大家
(
おおやけ
)
であった。其が次第に、
官人
(
つかさびと
)
らしい姿に
更
(
かわ
)
って来ても、家庭の生活には、何時までたっても、何処か農家らしい様子が、残って居た。
死者の書
(新字新仮名)
/
折口信夫
(著)
さうして自分、子供たち、孫たちと、いちはやく
官人
(
つかさびと
)
生活に入り立つて行つた。
死者の書:――初稿版――
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
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