“ちんほらく”の漢字の書き方と例文
語句割合
陳歩楽100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
もたらした陳歩楽ちんほらくだけは(彼は吉報の使者としてよみせられろうとなってそのまま都にとどまっていた)
李陵 (新字新仮名) / 中島敦(著)
報告書は麾下きか陳歩楽ちんほらくという者が身に帯びて、単身都へせるのである。選ばれた使者は、李陵りりょう一揖いちゆうしてから、十頭に足らぬ少数の馬の中の一匹に打跨うちまたがると、一鞭ひとむちあてて丘を駈下かけおりた。
李陵 (新字新仮名) / 中島敦(著)