“ちょうかんず”の漢字の書き方と例文
語句割合
鳥瞰図100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
山崎洋服店の裁縫師でもなく、天賞堂てんしょうどうの店員でもないわれわれが、銀座界隈の鳥瞰図ちょうかんずたのしもうとすれば、この天下堂の梯子段はしごだんあがるのが一番軽便けいべんな手段である。
銀座 (新字新仮名) / 永井荷風(著)
地図と鳥瞰図ちょうかんずの合の子のようなもので、平面的に書き込んである里程や距離を胸に入れながら、自分の立つ位置から右に左に見ゆる見当のまま、山や神社仏閣や城が
東海道五十三次 (新字新仮名) / 岡本かの子(著)
次に、私は滅多めったに自分の旧稿を読まない。それで今度珍しく読み直す機会に恵まれ、自分の踏んできた経路を鳥瞰図ちょうかんず的に見る事が出来て、自分ながらちょっと面白かった。