“ちちいろ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
乳色70.0%
牛乳色20.0%
乳汁色10.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
蜃気楼とは、乳色ちちいろのフィルムの表面に墨汁ぼくじゅうをたらして、それが自然にジワジワとにじんで行くのを、途方とほうもなく巨大な映画にして、大空に映し出した様なものであった。
押絵と旅する男 (新字新仮名) / 江戸川乱歩(著)
山の色は、うすい藍色のときもあり、鼠色だったり、あるいは一面に牛乳色ちちいろをしたもやの中から紫の頭をあらわしたり、ほんの雲の間にちょいと聳えてみえたりしていました。
不思議な国の話 (新字新仮名) / 室生犀星(著)
さてわれらこの日より星をすすぎて乳汁色ちちいろ
詩語としての日本語 (新字新仮名) / 折口信夫(著)