“だっき”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
妲妃50.0%
妲己42.9%
姐妃7.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
てめえこそ妲妃だっきのお百だあ。出て行きやがれ! てめえなんざ不潔極まる肉魂だぞ。悪徳と性慾の掃溜みたいな奴だ。醜悪でえ!
竹藪の家 (新字旧仮名) / 坂口安吾(著)
しょう妲己だっきのために騒動がもちあがった。しゅう褒姒ほうじのために破壊された? 秦……公然歴史に出ていないが、女のために秦は破壊されたといっても大して間違いはあるまい。
阿Q正伝 (新字新仮名) / 魯迅(著)
凝脂ぎょうし粉黛ふんたい、——そう言った言葉を私はプシホダの演奏から連想する。それは楊貴妃や姐妃だっきの美しさだ。粉飾と技巧の限りを尽して、外から美しさを盛り上げる方法だ。