“たんしき”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
単色33.3%
單式33.3%
胆識33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
苦悩は路傍の樹木に発生したる雑草の芽にはぐくまれ黒き冬空の単色たんしきにみいだすやうに、思索はルーソーの愚鈍に白痴に、またアンリー
わが富士山ふじさんごと外輪山がいりんざんたない火山かざん單式たんしきであるが、ヴェスヴィオのごと外輪山がいりんざんゆうするものは複式ふくしきである。
火山の話 (旧字旧仮名) / 今村明恒(著)
官兵衛は、秀吉よりも、九つも年下だが、時流を観察し、天下を掌中に語る胆識たんしきは、秀吉に劣らないものがあった。
新書太閤記:05 第五分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)