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たまかずら
ふりがな文庫
“たまかずら”の漢字の書き方と例文
語句
割合
玉鬘
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
玉鬘
(逆引き)
玉鬘
(
たまかずら
)
、
玉簾
(
たまだれ
)
、
珠衣
(
たまぎぬ
)
などというのがありますが、これらはかたちのよさをほめ、清らかさをほめる言葉でありますから、それとおなじように、清水をも玉水、玉の井、玉川などとほめるのです。
雨月物語:02 現代語訳 雨月物語
(新字新仮名)
/
上田秋成
(著)
玉鬘
(
たまかずら
)
に右近中将は深く恋をして仲介役をするのは童女のみるこだけであったから、たよりなさにこの中将を味方に頼むのであった。
源氏物語:25 蛍
(新字新仮名)
/
紫式部
(著)
彼女の頭髪には、山鳥の
保呂羽
(
ほろば
)
を雪のように降り積もらせた
冠
(
かんむり
)
の上から、
韓土
(
かんど
)
の
瑪瑙
(
めのう
)
と
翡翠
(
ひすい
)
を連ねた
玉鬘
(
たまかずら
)
が懸かっていた。侍女の一人は白色の絹布を卑弥呼の肩に着せかけていった。
日輪
(新字新仮名)
/
横光利一
(著)
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