“たなばた”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:タナバタ
語句割合
七夕96.6%
棚機1.7%
織女星1.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
七夕たなばた乞巧奠きこうでんは漢土の伝承をまる写しにしたように思うている人が多い。ところが存外、今なお古代の姿で残っている地方地方が多い。
水の女 (新字新仮名) / 折口信夫(著)
私がミルを食べましたのは、志摩半島の浜島でした、あそこでは毎年の棚機たなばたにはミルを食べる慣例だとのことでした
植物一日一題 (新字新仮名) / 牧野富太郎(著)
孰方どつちでもよい。自分はもう/\そんなことを考へたくはない。自分はたゞ織女星たなばたさまのやうに、一年に一度づゝ、牽牛星ひこぼしのやうな小池に逢つてゐればよい。
兵隊の宿 (旧字旧仮名) / 上司小剣(著)