“たてあおい”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
立葵50.0%
蜀葵50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
土屋は九曜くようで、本多は丸に立葵たてあおい。緑町へ行って藤堂佐渡守の下屋敷、あれはつたの葉、津軽越中守は牡丹丸。こう考えてくると、あの辺で五七の桐を用うる屋敷は思い当らないのであります。そこで
大菩薩峠:21 無明の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
水際には、蜀葵たてあおいやひるがおのあいだにアカシヤがたっている。水は、一面に瑠璃るり色の百合をうかべ肉色のペリカンがやかましい声で群れている。
人外魔境:01 有尾人 (新字新仮名) / 小栗虫太郎(著)