“たちほ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
立穂50.0%
立保16.7%
立秀16.7%
立穗16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
昼間見し麦の立穂たちほと思ふいろ月の光に見えそめにけり
夢殿 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
郵便局は古宇村から一つの崎の鼻を曲つた向うの隣村立保たちほといふに在るのであつた。その鼻に沿うて海沿ひにゆく道路はツイ先刻第一の震動と共に崩壞するのを眼前見てゐた。
樹木とその葉:34 地震日記 (旧字旧仮名) / 若山牧水(著)
おぼゝしく降りける雨は青葙うまくさ立秀たちほの上にはれにけるかも
長塚節歌集:1 上 (旧字旧仮名) / 長塚節(著)
唐黍や立穗たちほわかぶさに照りつくるしろき旱雲ひでりぐもなれ
白南風 (旧字旧仮名) / 北原白秋(著)