“ただちか”の漢字の書き方と例文
語句割合
忠隣100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「慶長の甲寅は十八年、大坂攻めを遊ばした冬の陣の当年で、神君の御発令により、大久保忠隣ただちかが京都の耶蘇教会堂やそきょうかいどうを取りこわし、諸国に邪教禁止のおふれをかれてから三、四年後にあたる」
江戸三国志 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
井伊兵部いいひょうぶ榊原康政さかきばらやすまさ、大久保忠助ただすけ、同じく忠隣ただちか本多ほんだろう、同平八郎忠勝ただかつなどの多感多血の若手を初め——鳥居忠政とりいただまさ戸田十郎右衛門とだじゅうろうえもん、内藤新五郎、松平康次まつだいらやすつぐ、同与一郎広家よいちろうひろいえ、同孫六郎康長まごろくろうやすなが
新書太閤記:11 第十一分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)