“たきやしゃ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
滝夜叉80.0%
瀧夜叉20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
……ビスマクの首……グラドストンの首……かつて恋しかった女どもの首々……おやじの首……憎い友人どもの首……鬼女や滝夜叉たきやしゃの首……こんな物が順ぐりに
耽溺 (新字新仮名) / 岩野泡鳴(著)
滝夜叉たきやしゃが、すっかり恋にうちまかされ、相手にすがって、うっとりするときでも、どうも今にも懐中から刃ものが飛出しそうで、おれにゃあぶなくってならなかった
雪之丞変化 (新字新仮名) / 三上於菟吉(著)
俳優はみんな十五、六の子供で、嵯峨さが御室おむろの花盛り……の光国と瀧夜叉たきやしゃと御注進の三人が引抜いてどんつくの踊りになるのであった。
綺堂むかし語り (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)