“ぞくしゅつ”の漢字の書き方と例文
語句割合
簇出100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
海外の学を研究する者簇出ぞくしゅつし、有名な医者、天文学者、博物学者等の出現となった。
美人画の五渡亭国貞ごとていくにさだ、風景画の一立斎広重いちりゅうさいひろしげ、武者絵の一勇斎国芳いちゆうさいくによしと名人上手簇出ぞくしゅついきおいに駆られて、天保年間の流行は、いやしくも絵心あるものは、猫も杓子も、いや国主大名から、質屋の亭主
去就きょしゅうに迷うのもむりはない。野望をあやまって身を亡ぼす者が簇出ぞくしゅつする理由もある。
新書太閤記:05 第五分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)