“そんそ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
樽爼66.7%
樽俎33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
パデレフスキーは選ばれて波蘭ポーランド代表となり、ヴェルサイユの媾和こうわ会議に出席して、樽爼そんそ折衝を重ね、遂に波蘭ポーランドは百年の桎梏しっこくを免れて、光輝ある再建国となったことは、大方の知られる通りだ。
余響よきょう 樽爼そんそめぐる。
運命 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
まず日本国民を挙げて泰西風に化成するにあらざれば樽俎そんその間に条約を改正すべからずとまでに決心したるがごとし。
近時政論考 (新字新仮名) / 陸羯南(著)
其の成実を強要して一旦にせよ人質に取った氏郷は、戦陣のみでは無い樽俎そんそ折衝に於ても手強てごわいものであった。
蒲生氏郷 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)